「Jewelbox Vol.4」
CD未収録の新曲を集めたVOCALOIDアルバム

* CD「Jewelbox Vol.4」
 さといも@天宝石Pが発表したオリジナル曲を収録したアルバムです。
前CD以降の新作を収録しました。
また、ボーナストラックとして、別VOCALOIDによるセルフカバー曲を3曲収録しました。

収録曲
・青空のエール / 結月ゆかり
・そよかぜグラフィティ / 種村めぐみ(GUMI)
・Prism Drop / 結月ゆかり
・夏空ラブストーリー / 恭介(ZOLA Project KYO)
・オトナ・パーティ / 東北ずん子
・Angelic Jewel〜2014Version〜 / 恭介(ZOLA Project KYO)
・愛のまよいご / 氷山キヨテル&Lily

・月影DanceNight feat. 心響(kokone)/心響(kokone)
・未来へのメロディ / 結月ゆかり
・約束の魔法-LaBreeze- / 種村めぐみ(GUMI)


Jewelbox4クロスフェード紹介動画

収録曲ご紹介
青空のエール (No.59)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:もうり
<曲について>
2014年の結月祭に合わせて、「空」をテーマに作った曲です。
冒頭歌詞の「航跡雲」とは、飛行機雲の事です。
女満別空港の応援ソングには間に合いませんでしたが、
非公認遅刻組ということで(笑)
「空」がテーマではありますが、友達を応援するという内容の歌詞で、
そよかぜ通信関連曲となりました。
サビ以降は実は「そよかぜ通信」と完全にハマるように作ってあります。

<イラスト>
もうりさんの描き下ろしとなります。
「空」「航跡雲」「応援するゆかりさん」をテーマとして描いていただきました。

<その他技術的なこと>
動画ではV3の結月ゆかりを使用していましたが、
CDには新しく登場したV4の結月ゆかりを使用した音源を収録しました。
ポップ系楽曲なので、プライマリにパワー系の[凛]、
そして表現調整用に[穏]をセカンダリに使っています。
結月ゆかり[凛]は、高域での力強さが格段に上がりました。

そよかぜグラフィティ (No.63)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:もうり
<曲について>
めぐみに少しおとなしめのソフトロック調の曲を作ろうと思って出来た曲です。
サビのメロディは、実はKAITOボツ曲のサルベージです。
どことなく「Realize」っぽくなりましたが気にしない(笑)

<イラスト>
同名タイトルのイラスト本表紙と同様のイメージで描いていただきました。
本当にもう、立派に育って...(謎)

<その他技術的なこと>
GUMIのPowerにWhisperをセカンダリとしてクロスシンセさせています。
Power単体でも割と抑揚をつけることはできましたが、
更にメリハリがついたように感じます。

Prism Drop (No.57)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:Akei
<曲について>
「梅雨」をテーマに作った曲です。
世界観としては「秋色の窓辺に」の続編的な内容になります。
雨天でもエンジョイしちゃう前向きなゆかりさんをイメージしました。

<イラスト>
「秋色」と同じくAkeiさんの描きおろしです。
ご本人曰く「綺麗な脚にこだわりました」

<その他技術的なこと>
この曲もV4の結月ゆかりを使用していますが、[純」をメインで使い、
クロスシンセで[穏]を少し混ぜています。
[穏]を混ぜたためか、少し語尾が柔らかくなった気がします。

夏空ラブストーリー (No.58)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:Akei
<曲について>
「夏曲を作ろう」「ZOLAを使ってみよう」
「KYOが爽やかでいいね」「クサい歌詞になったからそよ通の恭介で」
という流れで出来た曲です。
実は2013年のキヨテル曲「シャーベットブルーの風」の「女性視点の続編」であり、
キヨテルにフラれた女性を見かけた恭介と恋に落ちる、という設定です。

<イラスト>
そよ通の恭介の話題で盛り上がった事もあって、Akeiさんに描いていただきました。
KYO好きが悶えるような爽やかな恭介君です(´ω`)
お相手の女性はLilyさんです( ´∀`)

<その他技術的なこと>
ZOLA Projectですが、メインボーカルとしては本作が初起用となります。
3人のうち私の作風にはKYOがメインボーカルには向いてる気がしたので、
今回はKYOをメインに、ハモりにはYUUを使用しています。
KYOの爽やかな歌声もお気に入りですが、女性音域でも破綻しない、
YUUの高域性能も特筆すべき点です。
伴奏についてですが、ドラムスとベース以外は全てBand in a Box22の自動伴奏です。
Ver22ではシンセパッド類が充実し、自動とは思えない自然なフレーズが作れます。

オトナ・パーティ (No.61)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:卯匡
<曲について>
「クリスマス用に新曲を作ろう」「パーティっぽく軽快に」
という流れで出来た曲です。
今回初めて「東北ずん子」をメインボーカルに起用しました。
シャッフルのリズムにのって、踊りたくなるような曲調を目指しました。

<イラスト>
ボーカルにずん子さんを起用ということで、ずん子の漫画も掲載されておられる
卯匡さんをもうりさんより紹介いただき、描きおろしていただきました。
メインイラストは、曲調にあわせてマジシャンに扮したずん子さん。
パーティー絵の方は、PV随所に散りばめたネタにクスッとしていただければ幸いです。

<その他技術的なこと>
調声方法に新しく小技を覚えたので、本作よりそれを採用しています。
ずん子さん、なかなか元気で可愛い歌声ですね。
最後のサビの部分ですが、かけ声はゆかりさんのexVoice、
合唱はAHSボカロの女子全員が登場しています。
5人の音量配分はかなり試行錯誤しましたが、
やはり存在感ではゆかりさんといろはさんが一歩出る感じですね。

愛のまよいご (No.60)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:もうり
<曲について>
男女デュエット曲の習作です。
カップリングについては、最初にキヨテルありきで検討し、
キヨテルが高音に特徴があるから低音に強い女性だと面白そう、という観点から
女性パートはLilyさんで組んでみました。
実際歌声の方も、キヨテルの伸びのある高音を、Lilyの厚い低音が包む感じとなり、
個人的に大変気に入っているカップリングです。
歌詞の方は大人版の「ヘンゼルとグレーテル」という世界観で、
「月影DanceNight」「闇の彼方」とオーバーラップする部分もあり、
Lilyさんが主役で何か話が作れそうな感じもします。

<イラスト>
もうりさんの描きおろしとなります。
特にLilyさんはエロく描いたとの事です(笑)

<その他技術的なこと>
V2のキヨテルがV3最強とも言えるLilyの分厚い歌声に負けないよう、
試行錯誤を繰り返しました。
ただ同じメロディをユニゾンするだけでなく、
交互に登場するようなデュエット曲は作っていて楽しいです。
また機会があればデュエット曲を作ってみたいと思います。

AngelicJewel〜2014Version〜 (No.62)
作曲・編曲:さといも 作詞:薪原あすみ イラスト:Akei
<曲について>
毎年恒例になったAngelicJewelのアレンジバージョン第五弾です。
とはいえ、もうそろそろネタ切れ感があったので、
正直2014は無いかなと思っていたのですが、
KYOで歌わせてみたところ意外にいけそうだったので、
今度は男性用に歌詞を全面的に見直していただき、
AJシリーズとしては初めてキーを男性用に変更しました。
男性がメインボーカルとなりキーを半オクターブ変えた事もあって、
今までのAJとはひと味違う感じになりました。

<イラスト>
「KYOでやるならとことんキザに」ということで、
恭介の歌とし、イラストもAkeiさんに描きおろしをいただきました。
寄り添うお相手はまさかの伊豆子(MEIKO)さん。
後ろで冷ややかな目で二人を見るYUU、WIL、和人(KAITO)ですが、
和人は伊豆子が他の男になびかない事を知っているので、
一人笑顔で見守っています。
サビの「君さ〜」でのウインクタイミングは試行錯誤を繰り返しました。

<その他技術的なこと>
「夏空」と同様に、YUUに上パートでのハモりを、
そして今回はWILも下パートでのハモりに参加しています。

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